“Oh, Good Grief – Vocal” by Vince Guaraldi Trio

前回に続いて Vince Guaraldi の曲、Oh, Good Grief (Vocal)

英語の歌詞はありましたが、日本語のが見つからなかったので思いきって訳してみます!

Oh you’ve lost 900 baseballs games
きみが900回ベースボールゲームで負けて

And we kids all love to call you names
ぼくたちはきみの悪口を言ってるよ

And you never learned to fly a kite
凧の飛ばし方もわかってないし

And you’re penless so you cannot write
ペン持ってないから字だって書けない

And at lunch you sit alone and mope
ランチの時だってひとりで座ってふさぎ込んで

You’re a wishy washy kinda dope
なにも決められないおバカさん

Charlie Brown, Charlie Brown, you don’t have one hope!
チャーリーブラウン、チャーリーブラウン、きみって望みがないね。

“Yes I do! Yes I do! That little girl who’s new
「あるよ!あるよ!最近入ったあのちっちゃい子が

smiled at me, smiled at me, at lunch today!
今日ランチの時、ぼくにほほ笑んでたもん!

And tonight I will go home and pray,
だから今日は家に帰ったらお祈りするんだ

That tomorrow she might come and say
彼女がぼくのところにきて、こう言ってくれるようにって

‘Charlie Brown, Charlie Brown, I’m glad to know you'”
「チャーリーブラウン、チャーリーブラウン、わたし仲良くなれてうれしいわ」って。」

Oh that new girl’s looking over here!
あ、あの子こっち向いてるよ!

Oh good grief she’s calling over here!
大変だ!こっちに向かってなにか言ってるよ!

“Charlie Brown, Charlie Brown, just watcha doin’?”
「チャーリーブラウン、チャーリーブラウン、なにやってるの?」

“Oh nothin’! Oh nothin’! You wanna do somethin’?”
「ううん、ううん、なにも!なにかしたい?」

“Why don’t we, why don’t we fly my new kite?”
「ええ、ええ、わたしの新しい凧飛ばして遊ぼ。」

“I’d be very proud to fly your kite!
「きみの凧を飛ばせるなんてすごいうれしいよ。

I’ll run with all my very might!”
全速力で走るからね!」

“Charlie Brown! Charlie Brown! Please do hold on tight!”
「チャーリーブラウン、チャーリーブラウン、ちゃんと掴んでてね!」

Oh he’s got the kite up in the air
あ、凧が空に上がった

Oh it’s hit a tree; it’s gonna tear!
あ、木にぶつかっちゃった。こわれちゃう!

“Charlie Brown, Charlie Brown, I think you’ve wrecked it.”
「チャーリーブラウン、チャーリーブラウン、ボロボロだよ。」

“I’m climbing up that tree, I’ll get your kite down free
「ぼく、木にのぼって、せめて凧を自由にさせるよ」

“Watch yourself, watch yourself, You’re gonna fall!”
「気をつけて、気をつけて、落ちそうだよ!」

“Oh I’m so embarrassed I could die!”
「すごい恥ずかしい。死んじゃうと思ったよ!」

“That’s OK, it was a manly try
「ううん、勇敢だったと思うわ

“Charlie Brown, Charlie Brown, I’m glad to know you.”
チャーリーブラウン、チャーリーブラウン、わたし仲良くなれてうれしいわ。」

 

この歌詞で出てきた使えそうな表現を挙げていきます!

call one’s names: 悪口を言う

penless: pen+lessでペンを持っていない、ペンがない

mope: ふさぎ込む

wishy washy: 優柔不断な

dope: おバカさん

good grief: 大変だ

whacha doin’: 口語で「何してるの?」(what are you doing?)という意味

wanna: 口語で、want to の略

might: ここでは、great strength, energy or power (formal)ということですごい力でという意味。ちょっと固めの表現

tear: ここでは、ちぎれる、壊れるという意味

wreck(ed): こわす、ぼろぼろになる

manly: 男らしい

2分程度の曲ですが、その中にしっかり物語があります。
アメリカの作品だけあって、アメリカで使われている表現が多く出ています。
太字のところは韻を踏んでいるところ。思ってたより多くてビックリ。
ブルーがチャーリーブラウン、レッドが女の子のパートです。
ぜひ和訳をチェックしながら聴いてみてくださいね!