Tip of the Week No.260 ‘throw the book at somebody’

今回紹介するのは throw the book at somebody
直訳して使う表現ではないのでイディオムとなります。
この表現も今観ている海外ドラマで耳にしたものです。

辞書にはこう載ってあります。

throw the book at somebody idm. (informal)
to punish somebody who has committed an offence as severely as possible

throw the book at somebody イディオム (インフォーマル)
過ちを犯した者(違反者・犯罪者)に最大限の刑罰を科すること

今観ているシーズンでは無罪っぽい人が疑われているので、濡れ衣を着せられた人にはたいへん迷惑なイディオム。
somebody の箇所には対象の人が入ります。
対象の人の名前を直接入れても間違いではないと思いますが、何となく代名詞(この場合だと you, him, her, them) のほうがよさそう。
例えば、
We must throw the book at Felix.
よりも
We must throw the book at him.

me, us は使わないですよね。自分のことだし。

ところで、なぜ本なのか?ですが…
憶測にすぎませんが、たぶん聖書か法律が載ってある本が由来ではないでしょうか?