いつものようにハリーポッターを読んでいると fat chance というイディオムが出てきました。
話の流れはこうです。
ヴォルデモートと戦うには、スリザリンとも団結しないといけない…。
話を知らない人は全くついていけないと思うので簡単に言うと、
普段仲の悪い同級生と手を結ばないといけない。
と言われたときのロンの発言が fat chance でした。
文脈があればこそ理解できますが…意味を確認してみましょう。
(a) fat chance (of sth/ doing sth) [idiom] (informal)
used for saying that you do not believe sth is likely to happen: ‘They might let us in without tickets.’ ‘Fat chance of that!’
(a) fat chance (of sth/ doing sth) [イディオム] (インフォーマル)
何かが起こるということを信じないと言うときに使われる:「チケットなしでもぼくたちを入れてくれるかもよ。」「そんなことありえないよ!」
fat の意味を辞書で調べてみると、形容詞で
8 <話> <しばしば侮辱的>血の巡りの悪い、間の抜けた、ばかみたいな
という意味がありました。
もしかしたらこういう意味で fat を使っているのかも。
ちなみに日本語の本で調べてみると、こう翻訳されていました。
「スリザリンと仲良くなれっていうなら―無理だね」