英会話講師が生徒に教える際になるべく避けるものの代表 ‘swear word’
今回はその話をします!
‘swear’ 自体の意味は「誓う」です。
が、 ‘word’ があとに来ることによってこんな意味になります。
swear word n.
a rude or offensive word, used, for example, to express anger
swear word 名詞
失礼、または不快な言葉で、怒りを表す意味で使われる
F-word、F-bomb などという表現もあります。
swear word は山ほどありますが、代表的なのは F から始まるヤツ。
ところが、スコットランドは必ずしも怒りを表す意味で使ってはないんです!
12月5日にエディンバラ空港に到着したとたん、swear word があちこちで聞こえてくる!
ジョセリンにとって、いいか悪いかそれが故郷に帰ってきたという気分にさせるようです。
同じイギリスでもスコットランドは、カジュアルな会話に限りますが swear word 連発。
それ以外の地域ではよくない言葉としてみなされています。
ややこしいのがスコットランド人だけどイングランドで育った人!
ジョセリンのおばあちゃんです。
今回初めて会ったおばあちゃんはとても素敵な方でした。
80歳を超えているのに赤のベンツで駅までお出迎え。
刺繍や読書など趣味が多く、友だちとパブに行って遅くまでお酒を飲んだりもしていました。
そんなおばあちゃんと最近の若い世代の話に。
「見た目はとても素敵なのに swear word を使った瞬間、一気に品が下がるわ。」
「swear word を使う人たちは教育が足りていないと思うの。」
などおっしゃっていましたが、スコットランド人は swear word を連発して使ってます 笑
そんなおばあちゃんがイライラした時に使う swear word は ‘sugar!‘ でした。
機械にたいして ‘oh sugar!’ と言っていました。
といっても swear word ではありませんが。
特に年配の方たちは抵抗があるようです。スコットランドで育った方たちはそうではありません。
おばあちゃんが子どもの頃に起きた貴重な話を紹介します。
おばあちゃんが子どもの頃は、今よりもかなり swear word に関して厳しかったようです。
そんな時代におばあちゃんの兄弟が母親の前で誤って swear word を使ってしまったときのこと。
母親は衝撃的な顔をしていてそのまま彼を洗面所に連れていき、「清めないといけない」と言って、口に石鹸を入れてうがいをさせたそうです!
そういう昔の話はその時代を生きた人しか知らないことなのでとても勉強になりました。
ということで、swear word とは一般的には不快な言葉。ただしスコットランドではよく使われます。
僕は英語母語話者ではないので、使いません。
非母語話者は使わないほうがいい気がします。
fart くらいなら使いますが。